お薬手帳もアプリの時代

お薬手帳アプリとはスマホにダウンロードして使うお薬手帳のことです。2012年から導入が開始され、じわじわと普及してきています。紙の手帳と同様に服用した薬の履歴が記載されるほか、アプリならではのさまざまな機能が搭載されています。

お薬手帳アプリにもたくさんの種類があるので、どれを使えばいいのか迷ってしまうかもしれません。まずはよく行く薬局で対応しているアプリを確認し、ダウンロードしてみてください。アプリの使い方に自信がない人はできるだけシンプルな機能のものを選ぶといいと思います。

お薬手帳をアプリにするメリットは?

自宅に忘れてくる可能性が低くなる

お薬手帳は病院の診察券のようにお財布に常に入れておくことができないので、持ってくるのを忘れてしまうという人も多いかもしれません。しかしスマホにダウンロードしておけば忘れる可能性をぐっと下げることができます。また一定の期間以上でかかりつけ医に通っている人は、お薬手帳を提示すると10円〜30円ほど医療費が安くなります。

薬の受け取り時間を短縮できる

通常であれば病院で診察を受けたあと、紙の処方箋を薬局に提出します。調剤が完了するまで薬局内で待つ人が多いでしょう。薬局が混雑していると、病院での診察以上に時間をとられる場合も考えられます。しかしお薬手帳アプリを使用するとこの待ち時間をグッと短縮することができるのです。お薬手帳アプリには処方箋を自動で薬局に送信してくれる機能が搭載されています。そして薬の準備が完了したらスマホに通知がくる仕組みになっています。よって、アプリを使えば混み合っている薬局で長時間待つ必要がなくなるのです。