申請前に知っておきたいメリット・デメリット

ワーキングホリデーのメリット

海外で働くことができる

なんと言ってもワーホリビザの一番のメリットは滞在先の国で働けることです。「就労ビザ」でも働くことは可能ですが、勤務先の協力が必要ですし申請から許可が降りるまでも非常に手間がかかるビザとなっています。

現地の語学学校に通える

働くだけではなく現地の語学学校に通うことも可能です。さまざまな国から集まっている新しい仲間ができたり、ホームステイ先の斡旋やアルバイトの情報交換もさかんです。

ワーキングホリデーのデメリット

語学力の伸びは自分次第

せっかく海外で生活するなら現地の友人を作り、言語を習得したいですよね。しかしながらワーホリ中に日本人の友人ばかりと過ごし日本食レストランでアルバイトをした結果、全然言葉が習得できないまま帰国する人も多くいるのです。自分が成長できる環境を選んで自ら挑戦していく必要があります。

渡航先での宿探しが大変

ワーキングホリデーで滞在できるオーストラリアなどは非常に家賃が高く都心部で1人暮らしをするのは基本的に難しいと考えていいでしょう。ワーキングホリデーで渡航した場合、多くの人がシェアハウスに滞在することになります。語学学校で紹介してもらったり、空きが出た場合友達に教えてもらうなど異国で信頼できる情報を選別し住む部屋を決めなくてはなりません。

帰国後の再就職がむずかしい

ワーキングホリデーは18歳から30歳までが申請できるビザであることはご存じかと思います。本来日本にいれば大学に通っていたり就職しているはずの年齢です。残念ながら、日本の企業のワーホリに対する理解はまだ乏しく「1年間海外で遊んでいた」と受け取る企業も少なくないのが事実なのです。帰国後、就職面接にのぞむ際には「なぜワーキングホリデーで海外に行っていたのか」渡航した理由をしっかり説明できる様に準備しておきましょう。